ガチャガチャ・・・今はガチャポン!?
随分変わりましたね。
昔のガチャガチャは欲しい物が出てくるとは限らなかった。
むしろ、出てこなかった!
いらないハンコやシールなんて出てきた。
でも値段も安かった。20円とか・・・
ガチャガチャにも忘れられない思い出がある。
「大福を買ってきて!」母に頼まれて近所のパン屋まで買い物に出た。
小学校3年生くらいだったかな・・・ガチャガチャは「やってはいけないもの!」だったので
なおやりたい・・・しかも、最新の100円ガチャガチャが登場して話題になっていた・・・
大福を買う小銭から「無意識」にガチャガチャをやってしまった・・・本当に無意識に・・・
出てきたのは目当てのものではなく、変な人形だったと思う・・・すぐ捨てた・・・
ヤバイと思ったのだ。どうしてやっちゃったのかと後悔し始めたのだ。でも後の祭り。
お金は戻らないし、大福はその分買えない・・・グスン・・・グスン・・・
「大福値上がりしてたから・・・これしか買えなかった。」が言い訳だったが、
母はすぐ気付いた。でも何も言わずに、まずはみんなで大福を食った。
その後、「本当の事言いなさい。」・・・もうかんねんして、泣きながら真実を話した。
その場面を妙に鮮明に覚えている。ばれていると思いながら気まずい思いで大福を食べたのも・・・
いつもなら激しい雷が落ちるのだが、予想に反し、「うそはいけない・・・」と静かに話してくれた。
『うそはいけない・・・大切な人を裏切ることになる、自分もその分つらさを背負うことになる。』
難しい話だけれど、しっかり頭に入れた。(でも、その後もちょくちょくウソはついてしまったが。)
20年後、母がガンになり検査入院している時期、仕事帰りに毎日病院に通っては昔話をした。
命が長くない母と、いろんな昔話の確認をしているような時間だった。
悲しいけれど、今でも大切な時間だったと思う。そこでガチャガチャの話も出た。
母は、「かわいいウソだなあ・・・すぐバレルのに」と心の中で思っていたのだという。
私が鮮明に覚えている記憶は、不思議と母もしっかり覚えてくれていた。
20年たってやっと、その時の母の「気持ちと言葉」が全部心にしみこんだ気がした。
すぐに病院を出て、思い出の店に大福を買いに行った。まだやっていたし、大福もあった。
15年ぶりくらいに店のおじさん、おばさんにも会えた。2つ買って、病院に戻った。
なぜか母も私もポロポロ泣きながら、でも笑顔で大福を食った。それももう9年前か・・・
まだまだ確認したかった記憶や、あやまりたかった失敗がたくさんあった。
ウザイウザイと言ってないで、親を大切にして生きてごらん。きっと自分の幸せになるから。
親子の思い出をこれからも作っていけるみんなは、本当に幸せなんだ。
親と話ができるみんなは、本当に幸せなんだよ。


でっかい
レトロな居間。

15日(土)




でもデビルマンがやっぱり好きかな。



プラス!!青梅街道沿いの名物!!
2000円と安いが、これが無いと




