2015年5月アーカイブ

福島旅行からのここ数日は実に忙しかった。
予定していたとはいえ、折笠のお母さん(妻の母)が緊急入院。
検査の結果は厳しかった。
我が母と同じ癌だった。大腸癌。そして難しい腹膜癌も併発。
今はまだ様々な検査をしている所だし、元気も笑顔もある。

しかし、心中幾何なものか。
自分の寿命を数えているようだ。
「玉ちゃんのお母さんの様に、できれば元気で後2年くらい過ごしたい。」
笑いながら話しているものの、後2年・・・期限を意識しているのだろう。

嫁さんの心中も察して余りある。自分が通って来た道だから。
なのに、気の利いた言葉なんて見つからないし、そういうことが
どうも苦手だ。励まそうとするとカッコつけているようになるし、
心をほぐしてあげようとすると悪ふざけの様になってしまう。
普段の性格、品格がこういう所に出てしまう。

70歳を超えたとはいえ、まだまだ長生きしてほしい。
痛いことや苦しいことはできれば無しにしてあげたい。
検査の結果に明るい要素を期待しながら過ごす毎日だ。


剣道も同時に忙しい。
仕事も、月末は八ヶ岳自然教室の引率だ。
こうもいろいろあって頭が混乱してくると、不思議な行動に出る。
今やらなくていいのに、余計なことをやりだしたり・・・
今日は新調した白袴の裾上げをした。
オーダーで作ってもらったはずなのに、丈が随分長い。
短足の私はズボンの裾上げは慣れているものの、袴は難しい。
裾上げ.JPG

ミシンは得意だが、和裁は初めて。
でも、勢いに任せて10cmほど大胆に切り、これまた新しいミシンで縫った。
このミシンもなんと昨晩Amazonで衝動買い。
ジャノメの足踏みミシン約14000円・・・安いがパワーもあるし、何より
足踏みがいい。速度も自由自在。
狭い机だけが障害だったが、我ながら大変良い出来に仕上がった。

ドキドキしながらはいてみる・・・予想通り!?丈が短すぎるではないか!!
あまりの目分量に想定通りの失敗。笑ってしまう。
ここは楽天家の得意技、『まぁ、イイか。』で済ます。
腰パンならぬ、腰袴で、何とかごまかすか。


オーダーしてもこれだし、自分で直してもコレ・・・丈を合わせるのは難しい。
よく身の程というが、自分の身の丈に合わせて生きるのも難しい。
自分の身の丈に自然に合った生き方ができる人は、ほんの少し悩みが
少なくて済むのかもしれないですね。
私はすごく優秀でも、すごく器用でも、すごく優しくもない。
言ってみれば今日の白袴のようだ。まぁ、いいかという品質。
今日の白袴がまぁいいかで若干失敗してしまってもひどく腹が立たないのは
45にしてやっと自分の力量や身の丈を受け入れられるようになり、
背伸びしなくなったからかもしれないなぁ。

背伸びなんかしたら・・・

裾が短いのが余計にばれてしまうから(笑)
20歳で読んでから四半世紀。
45歳にして再読した「アルジャーノンに花束を」

日本でのドラマ化は2002年にユースケ・サンタマリアがはじめ。
現在はジャニーズの山Pが主演だが、視聴率は低迷。
それとリンクするかのように、読み終えた時の自分に衝撃!!

何が衝撃かというと・・・
大学生時代に呼んだ時には、もう、終末に向かうにつれて
涙が止まらなかった。悲しみや感動で。なのに・・・
準備していたにもかかわらず??涙なんて1滴も出ずに読み終えた。

??なんで??

あの時の感動は何だったのだろう?
心が、魂が洗われるような、あの爽やかな涙は??
じじいになったせいなのか、ピュアじゃなくなったのか、ひねくれたのか
何にせよ、ビックリするほど簡単に、あっけなく読み終えた。

25年間大切に持っていた蔵書だったのに、なんだか残念。
他にも読み直そうと思って眠っている、こういう本が何冊もある。
たとえば、
ムツゴロウ・シリーズが30冊ほど。
井上靖、向田邦子、アンデルセン、ヘルマンヘッセ・・・
中学生から高校生の頃に夢中で読んだ本たち。

少し怖いけれど、もう一度読んでみようかなぁ・・・
一番期待していたアルジャーノンが衝撃的な結末だったので
今はとても複雑な感じ。
『何度読んでもいい本・・・』なんてカッコよく言いたかったのになぁ。
他の本も読んでみよう。
アルジャーノン読んだ人いない?感想聞かせて!!
この週末は珍しく家族旅行。
我が家の四人と、折笠のご両親を連れて福島へ。
福島・・・会津藩・・・折笠家は代々会津藩士のお家柄だ。

その本家のお墓参りをしてお墓に刻まれた家紋を見ると!
これは珍しい『丸に釘抜き』という家紋。
釘抜きは=九つの城を破る・・・九城ぬきとして、これまた
代々伝わる武家紋である。珍しいのは・・・
影・丸に釘抜き紋という所。影とは・・・白黒反転しているデザイン。

お墓は大変大きくて、江戸時代のお墓がゴロゴロ並んでいる。
会津盆地(喜多方市)を見下ろす高台にあるお墓は
ご先祖様から脈々と受け継がれる土地と歴史の記念碑のようなものだ。
娘たちに「自分たちのルーツを、遺伝子レベルで感じる?なつかしい?」
と聞いてみたが・・・あまりしっくりこないようだ。やぱっり、
そこで育っていないとダメなのかなぁ。

福島.jpeg

会津といえば磐梯山
喜多方といえばラーメン、その中でも老舗の「ばんない食堂」さんへ。
いつも行列。
喜多方ラーメンは醤油味だが、ばんないさんは塩ラーメン??のような
透明スープでしょっぱい味付けに、自家製トロトロチャーシュー。
太い縮れ面によく合ういっぱいでした。店を出ると行列は長く伸びていました。

さて、本家の後は会津若松や、会津坂下にいる親戚巡り。
福島はちょうど田植えの真っ最中で、一番忙しい時期にお邪魔してしまいました。
1時間眺めていても飽きない田植えの作業と、田植え機の動き。
小学校の時に田植えをした経験があるのでその大変さは分かっているが、
機械の作業の効率はすごい。
この田んぼからできた最高のお米を頂いていると思うと感謝、感謝でした。

折笠家の養子に入ったオリバーにとって、お会いする親戚の皆さんは
血縁者ではありませんが、みなさん、お婿さんを大切にしてくださいます。
病気でベットにいる伯母さんも「玉ちゃん、玉ちゃん」といって覚えてくれていました。
親戚の温かみや、自身のルーツ、家紋や、ご先祖様・・・
娘たちにはそういう日本の良き文化を、心に刻んで生きてほしいと
あらためて願い、今回は連れてきてよかったという福島旅行でした。

みなさんは、自分の家の歴史、家紋・・・知っていますか?
5月7日 我が長女・菜月の21歳の誕生日。
NZ留学から戻った風月も一緒に、今年は家族4人で誕生会。
natu21th.jpg
菜月が大好きなフルーツタルト、山梨土産のスパークリングジュース
家族みんなのメッセージが(裏に)書かれたお皿型のタペストリー
妹からのプレゼント紅茶のタブレット。

家族みんなで祝福される菜月は幸せ者だ。
誕生日プレゼントは彼氏とツーリングに行くためのロードバイク・・・!?
まったく・・・

今日は誕生日なのだが、何度も言うようにっ!誕生日は生まれた子どもの
祝福される日というより、産んでくれた両親に感謝する日なのだっ!!
5月7日は「パパがパパになった日なのだっ!!」
・・・なんだかバカボンのパパのようだけれども、そうなのだ。

誕生日が自分を祝ってもらう日じゃなくて、母に感謝する日になったのは
何歳の誕生日からだったのだろうか・・・20歳の時にはハッキリそう意識
していた。成人の時からだったのかなぁ。
とはいえ、誕生日プレゼントは母が生きてくれていた私の30歳の誕生日も
買ってくれたが・・・それが最後のプレゼントだって、お互い分かっていた。


まぁ、まぁ、自分の境遇や意識はちょっと特異なケースですな。
でも、誕生日の時に自分に命を授けてくれた両親に感謝するのは、とても
いいことだと思う。
誕生日を祝ってもらいつつも、感謝の気持ちを忘れない・・・
それでイイのだっ!!
今年もやってきましたGW!
でも、毎年のことだけれど4月の疲れがどっと出て体調を崩す。
昨日から今日にかけては最悪だった。だるい。

しかし、この天気のいいGW!
初日は・・・1年前に亡くなった友達の墓参りに出かけた。
奥多磨霊園は山の中の、そのまた山の上だった。
悲しい墓参りではない。
思い出話に花が咲き、記憶がよみがえるたびに若返る。
FullSizeRen.jpg
スイミングキャップをかぶっている人は・・・変な趣味の人ではない。

亡くなった友達が水泳の時間になるとやっていたマスクマン・・・
それをやるために滋賀県の大津から日帰りで参加した友達です。
彼のおかげで亡くなった友達の記憶は鮮明によみがえり、「みんなの
心の中に存在するってこういうことなんだなぁ」と感動し、爆笑しました。

気付けば今年46歳。歴史に名を残す人たちの寿命を軒並み超えた。
歴史に名を残したいとは思わないが、何をしてきたのか?は気になる年齢だ。
母も40後半から「もう、いつ死んでもいい。」が口癖になった。
とても濃い人生だったからだと思うが、60歳で亡くなったのは若すぎる。
でも・・・もう、いつ死ぬかなんてわからない。
そういう実感が沸き起こる年齢になった。

冗談で、「早く死なないと、みんながお墓参りに来てくれないぞ。」なんて
話してみたが、私には『孫』と過ごす時間がたっぷりほしい。
子育ての時にかけてやれなかった優しさを、孫にたっぷりふりそそぐ。
もちろん甘やかすわけではないけれど。

今日参加の同級生の友達が、長い結婚生活の末にやっと授かった・・・
という赤ちゃんを連れてきていた。うらやましかったなぁ。


さて、明日からGW恒例の剣道の遠征が始まります。
山梨の別荘に2泊3日しながらGWど真ん中を体育館で過ごします。
20人の子どもたちの引率は、まるで移動教室。
緊張と指導の連続です。
本当にゆっくりできるお休みは6日の1日だけかな。
みなさん、よいGWを。

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