西方浄土

仏教では、西の方角に浄土があって、仏の世界がある。
中国から見れば西にガンダーラがあって、三蔵法師も
孫悟空をつれて旅に出る。

なぜ西なんだろう?

日本的には「日出づる処の天子」からもわかるように
朝日の昇る東が方角の中では尊い存在のような気がする。

でも今日、仕事帰りに歩いていると・・・
でっかいでっかい夕陽が山の端にかかろうとしていた。
対象物が近ければ近いほど、太陽の動きは可視化される。
また、大きく見える。
そして今日の夕陽は赤く、夕焼けも見事だった。
西方浄土.JPG

そしてまさに沈まんとする夕陽は光背を放ち、虹色に輝いた。

写真を撮ったけれどスマホの限界か・・・十分キレイだけれど、虹色が
写らなかった。

中心が輝き、光背を纏い、虹色に輝くそれは、まさに仏そのものだった。
昔TVで見た西遊記の巨大なお釈迦様が空に登場するシーンが
目の前の現実に起こったような錯覚を感じながら夕陽を眺めた。

『そうか!だから西方浄土なのか・・・』
単純だが、意外にそうかもしれない。
一日の終わりは時に無情で、反省の時間である。
自分の現状に満足できない人や、今日一日失敗した人、何かを求めて
でも、今日は手に入らなかった人・・・助けを求める人の時刻。
そんな中、沈む夕日は如来となって人を包み、終わりの闇に誘う。

人生が終わった後に向かう浄土は、西からお迎えが来ると考えた。
対して、朝陽はやっぱり新しい誕生であり、出発であり、再生である。
希望や挑戦、勇気の時刻ではないだろうか。


夕陽の優しさに包まれながら闇に向かうのは、どうも悪いものではない。
人生の終焉が、今日の夕陽のような神々しさの中で迎えられたら
幸せだなぁ・・・なんて、考えながら・・・家に急ぎました。


さらに付け足せば・・・3月は年度の終焉、卒業式まであと8日間。
1日で言えば日没の時間である。
今年一年は今日の夕陽の様だったかなぁ・・・

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このページは、oriverが2018年3月14日 21:54に書いたブログ記事です。

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